授業時間について
授業日 | 月~金曜日 |
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休日 | 土曜日、日曜日、祝日 春季・夏季・秋季・冬季休業 なお、実習や履修科目により、授業時間外や休日に授業を行うことがあります。 |
授業時間・時間割 | 1限目 9時20分~10時50分 2限目11時00分~12時30分 3限目13時20分~14時50分 4限目15時00分~16時30分 |
カリキュラム一覧
3年課程カリキュラム
1年次基礎力を身につける
基礎的な医学知識及び東洋医学の基本概念を学びます。実技では鍼の打ち方・灸の据え方の基本技術を修得します。
基礎科目 | 臨床心理学、国語、保健体育 |
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専門基礎科目 | 解剖学、解剖生理学Ⅰ・Ⅱ |
専門科目 | 東洋医学概論Ⅰ、経絡経穴概論、鍼灸基礎実習、臨床実習Ⅰ |
2年次専門知識、技術力を身につける
疾病の予防、治療に必要な診察・診断に関する知識と技術の修得を目指します。実技では、実際の治療への適用を学びます。
基礎科目 | 薬理学、情報学、栄養学、経営学 |
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専門基礎科目 | 運動学、臨床医学総論、臨床医学各論、解剖生理学Ⅲ |
専門科目 | はりきゅう理論、東洋医学概論Ⅱ、東洋医学臨床論Ⅰ、症候診断学、鍼灸応用実習、徒手検査法、医療面接、臨床実習Ⅱ |
3年次臨床実習で実践力を養う
卒業後を見据え、臨床的な実習を中心に授業を行います。国家資格取得のための準備も進めていきます。
専門基礎科目 | 病理学概論、衛生学・公衆衛生学、リハビリテーション医学、医療概論、関係法規 |
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専門科目 | 東洋医学臨床論Ⅱ、社会はりきゅう学、鍼灸各種療法、社会はりきゅう学実習、総合演習、臨床実習Ⅲ |
実習・演習
鍼基礎実習
講義で学んだ経穴の位置、経絡の走行などを実際に人の身体を使って確認し、そこに鍼を打つ訓練を行う実習授業です。この実習を通して、卒業後、臨床に応用できるような刺鍼技術を身につけます。そのために、多くの鍼灸医学の知識を学ぶと同時に、繰り返し行う実習授業の訓練で確かな技術を身につけていきます。
灸基礎実習
灸治療には、艾(もぐさ)を小さな円錐形にひねった艾炷(がいしゅ)を用います。この艾炷を、決められた時間内に一定数以上を作ることができるように訓練する実習です。この技術は、臨床治療の際に欠かせない技術で、確実に身につけなければなりません。最初は難しいと感じますが、繰り返し訓練すれば必ず上達します。努力を惜しまないことが大切です。
経絡経穴実習
経絡経穴は、人体に起きるさまざまな現象を参考に、中国古代人が体系づけた知識・知恵の集大成です。この実習では、講義で学んだ経絡経穴や基準となる部位を実際の人体で確認し、取穴していきます。人体には個体差がありますので、教科書で学んだ経穴を覚えるだけでなく、実際に触って確認することが重要となります。必要な知識・技術を身体でも覚えていきます。
解剖生理学
身体の構造とその複雑・巧妙さを知ることは、人の身体を扱うことの尊さと怖さを教えてくれます。どの臨床科目にも、基礎知識としての解剖学・生理学の修得は欠かせません。鍼灸師も、西洋医学を志す人と同じように学ぶ必要があります。本校では、模型やDVD教材を豊富に使用し、知識を体系づけるための工夫を重ねています。