鍼灸師とは
東洋と西洋の医学を組み合せ、身体の機能を整える専門家
鍼灸師とは「はり師」と「きゅう師」の免許を持つ国家資格取得者です。
鍼や灸は二千年以上前に中国で生まれた伝統医療で、身体にあるツボ(経穴)や経絡を、鍼やもぐさを用い刺激することによって、人間が本来持つ自然治癒力を高め、治療していきます。
医療分野からスポーツ、美容関連まで
さまざまな分野での活躍が期待されています
医療分野はもちろん、スポーツや美容関連の分野など、さまざまな現場での活躍が期待され、需要が拡大しています。鍼灸術は先人が積み重ねてきた「健康の知恵」の集大成であり、受け継いだ私達の手によって、さらに発展する可能性を秘めた技なのです。
鍼灸師の仕事
鍼灸院の開業、医療施設勤務
鍼灸師には「独立開業権」があります。鍼灸院を開業する、往診治療中心など、フレキシブルな働き方をする鍼灸師も増えています。婦人科疾患へのアプローチや美容鍼灸、メンタルヘルスケアといった分野では、女性鍼灸師の活躍もますます期待されています。
在宅ケア、福祉施設勤務
高齢社会の今、この分野のスペシャリストが求められる場は広がる一方です。鍼灸師は実務経験(5年以上)を積むことにより、介護支援専門員(ケアマネジャー)の資格取得が可能。より幅広い活躍が期待されています。
スポーツメディカルトレーナー
スポーツの現場では、選手のコンディショニング及びケガへの対処や治療をするスポーツトレーナーが求められています。プロや実業団のチームでは体調管理や食事指導なども行い、充実感とやりがいのある仕事です。
\鍼灸師の仕事はこんな人にオススメ!/
- 人と関わるのが
好き - スポーツが
好き - 東洋医学に
興味がある - 美容に
興味がある
はり師・きゅう師の国家試験合格率
過去10年間の国家試験平均合格率
95.2%
97.2%
女性鍼灸師のライフワーク・実例集
「小さな道具で整えるひとたち」
本校は、自身の価値観・ライフスタイルを大切にしながら、多彩な分野・ステージで、しなやかに活躍する女性鍼灸師を数多く輩出しています。
鍼灸師になるまでの流れ
必要単位を修得すると国家試験受験資格が取得可能!
「はり師」「きゅう師」の国家試験は、厚生労働大臣の認定した養成施設(学校)もしくは文部科学大臣の認定した学校で必要な知識及び技術を修得することにより受験資格が得られます。 年に1度実施される「はり師国家試験」「きゅう師国家試験」に合格すると、「はり師」「きゅう師」として活躍できます。